こんにちは、【元先生】です。
公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!

「教員を続けるべきか迷っている」
「働き方にモヤモヤするけど、何からすればいいか分からない」
そんな悩みを抱えながら、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
私も、安定した公務員という立場を捨てる決断には大きな不安がありました。
ですが、スケジュールを逆算し、正しい順番で準備を進めたことで、無事に4月入社の内定を獲得することができました。
この記事では、私が実際に行った「教員から民間企業への転職ロードマップ」を、時期ごと・行動ごとに詳しく解説します。
- どのように退職を決断すべきか
- いつ自己分析・企業研究を始めるべきか
- どのタイミングでエージェントやコーチングを使うべきか
- 忙しい教員でも無理なく転職活動を進める方法
これらが明確になります。
私は公立高校で10年間勤務し、就職活動経験はありませんでした。
それでも未経験から民間企業への転職を実現できたのは、再現性のあるロードマップを作れたからです。
この記事を読むことで、「何から始めればいいか分からない不安」から解放され、自分に合った転職スケジュールを描けるようになります。

教員としての働き方に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
教員からの転職は「スケジュール設計」がすべて
教員から民間企業への転職は簡単ではありません。
それは「未経験だから」という理由以上に、学校特有の人事・異動スケジュールに縛られているからです。
民間企業同士の転職であれば、2〜3か月で内定〜入社が決まるケースも珍しくありません。
しかし、学校の場合は年度単位で業務が動いており、途中退職もしづらいのが現実です。
そのため、思いつきで転職活動を始めても、
- 面接日程が授業と被る
- 退職のタイミングを逃す
- 内定は出たが入社時期が合わない
といった問題が起こり得ます。
だからこそ重要なのが、「逆算思考」でスケジュールを設計することです。
私自身も、「いつまでに内定を取るか」「いつ退職を伝えるか」を決めたことで、迷いなく行動できました。

ここからは私の実際の転職ロードマップを、時期ごと・行動ごとに具体的に解説していきます!
STEP1:「〇年3月に辞める」と決める
教員にとって一番難しいのは、「教員を辞める」と決断することです。

「せっかく採用試験に合格したのに」
「公務員の安定を手放すのが怖い」
「周囲からどう思われるか不安」
私も同じように何度も迷いました。
ただ、この記事を読んでいる時点で、少なくとも今の働き方に何らかの「モヤモヤ」を感じているはずです。
このモヤモヤを抱えたまま働き続けても、状況が自然に良くなることはほとんどありません。
教員の異動スケジュール上、「辞める」と決めない限り、他業界への転職は現実的に動き出せません。
また、

「良い条件の会社が見つかったら辞めよう」
「〇年後に考えよう」
というように条件をつけてしまうと、結局いつまでも決断できず、時間だけが過ぎてしまいます。
本気で転職を考えるなら、まずは「〇年の3月に辞める」と期限を決めて腹をくくることがスタートラインです。

この決断をして初めて、情報収集や自己分析、転職準備が本格的に動き出します。
STEP2:キャリアコーチングサービスへの登録(7月・夏休み前)
STEP2で紹介するキャリアコーチングサービスは有料のため、全員におすすめできるものではありません。
ただ、私自身は「使って本当に良かった」と感じていますし、もし利用していなければ、「転職する」という意思決定そのものができなかった可能性もあります。
特に教員の場合、
- 周囲に民間転職の相談相手がいない
- キャリアの考え方が分からない
- 客観的な視点をもらえない
というケースが多く、一人で考え続けると視野が狭くなりがちです。
3月退職・4月入社を目指すなら、比較的時間に余裕のある夏休み前までに複数社の無料面談を受けておくことが重要です。
サービスの雰囲気やメンターとの相性を確認したうえで、利用するかどうかを判断しましょう。
もちろん、
- 料金的に厳しい
- 一人で計画的に進められる自信がある
という人は、無理に利用する必要はありません。
STEP3:自己分析に徹底的に向き合う(7〜8月)
私は大学時代に一般企業の就職活動をしておらず、教員採用試験に向けた準備しかしていませんでした。
そのため、自己分析のやり方すら分からない状態からのスタートでした。
特に教員経験しかない人は、
- 自分の強みが「教員スキル」以外で言語化できない
- 民間企業で通用するイメージが湧かない
- そもそも何がやりたいのか分からない
という壁にぶつかりやすいです。
自己分析の第一歩は、「なぜ今の仕事にモヤモヤしているのか」を言語化することです。
ここが曖昧なままだと、転職理由が弱くなり、書類・面接で必ず詰まります。
私は書籍のワークを活用しながら、
- 自分の価値観
- 得意・不得意なこと
- 好き・嫌いなこと
を一つずつ言語化していきました。
また、自分の強みを客観的に把握するために、ストレングスファインダーも活用しました。
こうして自己分析を深めることで、「転職の軸」が徐々に明確になり、
- そもそも転職すべきか
- どんな職種・業界を選ぶべきか
- 何を優先するのか
を迷わず判断できるようになりました。
STEP4:業界・職種・企業研究を徹底する(8月〜)
自己分析と並行して行いたいのが、業界・職種・企業研究です。
まずは書籍やWebサイトを使って、業界全体の構造や職種の役割を大まかに理解します。
教員経験しかない人ほど、この「全体像の把握」が非常に重要になります。
次に、興味を持った業界・職種について、
- 求人サイト
- 企業ホームページ
- 口コミサイト
- 実際に働く人の話
など、複数の情報源から情報を集めます。
私自身は、OpenWorkなどの口コミサイトでリアルな働き方を確認したり、Pittaを使って実際に働いている方に話を聞いたりしました。
さらに、マイナビ転職フェアにも参加し、企業担当者から直接話を聞くことで、ネットだけでは分からない情報を得ることができました。
集めた情報は、Excelやスプレッドシートで「企業リスト」として整理し、
- 仕事内容
- 条件
- 自分の軸との相性
- 応募優先度
などを可視化していきました。
STEP5:履歴書・職務経歴書を作成する(9月〜)
書類作成は、できれば夏休み中、遅くとも9月には着手したいところです。
私はdodaなど転職サイトのフォーマットを活用して書き始めました。
私の場合、履歴書・職務経歴書の作成自体が初めてだったため、
- 何を書けばいいか分からない
- アピールの仕方が分からない
- 民間企業向けの表現に慣れない
とかなり苦戦しました。
そのため、転職エージェントやキャリアコーチングのメンターなど、合計3人に添削してもらいながら完成度を高めました。
最近はChatGPTなど生成AIの精度も高いため、壁打ち相手として活用するのも非常におすすめです。

志望理由と自分の軸を一つのストーリーとして整理できると、そのまま面接対策にもつながります!
STEP6:転職エージェントに登録する(10月〜)
転職エージェントへの登録は、自己分析と書類がある程度整ってからがおすすめです。
軸が曖昧なまま登録すると、エージェントに言われるがまま応募してしまい、結果的にミスマッチが起こりやすくなります。
登録社数の目安は、
- 大手1社
- 中小1社(特化型)
このくらいが、働きながら転職活動を進めるうえで無理のないバランスだと感じました。
また、担当者とは合う・合わないがあるので、「自分の軸」を最優先で判断することが重要です。
私はキャリアコーチングと転職エージェントを併用することで、常に客観的・批判的な視点を持ちながら転職活動を進められました。
STEP7:面接対策を本格化させる(10月〜)
受けたい企業が絞れてきたら、面接練習を開始します。
面接でよく聞かれる質問は、
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望理由
- 強み・弱み
- 入社後にやりたいこと
- 逆質問
などです。
回答のベースは職務経歴書の内容と「自分の転職の軸」。
一貫性がないと説得力が弱くなります。
面接練習では必ず事前に複数回、声に出して練習しましょう。
登録している転職エージェントや、キャリアコーチングサービスでの面接練習も必須です。
もし難しい場合は、今はオンライン面接が主流なので、Teamsで一人模擬面接を行うのもありだと思います。

キャリアコーチングサービスの面接対策は特に手厚く、非常に助けられました!
STEP8:エントリー開始〜内定獲得(10〜12月(〜2月))
学校特有の異動スケジュールを考慮すると、理想は年内(12月中)に4月入社の内定を獲得することです。
そして、校内の人事が本格的に動き出す前に退職を伝えたいところ。
エントリーから最終面接までは、企業によって1〜2か月、長い場合は3か月程度かかることもあります。
教員から未経験転職の場合、書類通過率は決して高くありません。
そのため、ある程度の応募数を確保する必要がありますが、同時に進められる面接数にも限界があります。
2〜3社程度が現実的なラインでしょうか。
授業と並行して面接日程を調整するのは想像以上に大変でした。

私は職場(学校)の忘年会と企業の最終面接が重なっていたので、忘年会には参加できませんでした。
そういう意味でも、面接のフェーズでは転職エージェントなりキャリアコーチングのメンターなり伴走者がいた方がいいです。
STEP9:退職の意向を伝える(〜12月(〜2月))
意外と難しいのが退職を伝えるタイミング。
私の場合は管理職から「自己都合退職は12月〇日までに連絡してください」というアナウンスがありました。
幸いにも、
10月中に内定獲得
↓
12月末まで内定承諾の期限延長をもらう
↓
その他の企業の選考も進める
↓
11月末に退職の意向を伝える
↓
最終的に内定を獲得した2社で比較
という理想の流れで転職活動をすすめることができました。
ベストは「この日まで」と示された期日までに伝えることですが、それが難しければ、遅くとも2月中に退職の意向は伝えたいところです。
まとめ:教員の転職は「逆算」で成功率が決まる
私の「転職活動ロードマップ」をまとめると次の表の通りです。
| 時期 | 行動 | |
| STEP1 | 「〇年の3月に辞める」と決める | |
| STEP2 | 7月(夏休み開始前) | キャリアコーチングサービスへの登録 |
| STEP3 | 7~8月 | 自己分析 |
| STEP4 | 8月~ | 業界・職種・企業研究 |
| STEP5 | 9月~ | 履歴書・職務経歴書の作成 |
| STEP6 | 10月~ | 転職エージェントに登録 |
| STEP7 | 10月~ | 面接練習 |
| STEP8 | 10月~ | エントリー開始 |
| ~12月(~2月末) | 内定獲得 | |
| STEP9 | ~12月(~2月末) | 退職の意向を伝える |
教員から民間企業への転職は、正直に言って簡単ではありません。
それは単に「未経験だから難しい」のではなく、学校特有の人事・異動・年度単位のスケジュールに強く縛られているからです。
民間企業同士の転職であれば、内定から入社までが2〜3か月で決まることも珍しくありません。
一方で教員の場合は、
- 年度途中で辞めづらい
- 授業・行事と面接日程が重なりやすい
- 退職の意思表示には期限がある
- 内定時期と入社時期の調整が難しい
といった制約が重なります。
そのため、

「なんとなく転職したい」
「良い求人が出たら考えよう」
というスタンスでは、転職活動がうまく進まないケースがほとんどのはずです。
だからこそ、「逆算思考」でスケジュールを意識しながら転職活動を進めることが重要になってきます。
今回のロードマップはあくまで一例ですが、
- 3月まで現職を全うしたい
- 4月入社を目指したい
- 無職期間を作りたくない
という人にはおすすめのスケジュールです。

「教員から民間企業へ転職を考えている」という人はぜひ参考にしてみてください!

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