こんにちは、【元先生】です。
公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!
教員からの転職を決意し、転職活動を開始したものの、

退職の報告をいつすればいいのか分からない…。
と悩んでいませんか?
意向調書提出前の早い段階で企業の内定を獲得できれば、そこまで深く考える必要はありませんが、必ずしも転職活動が自分の理想通りに進むとは限りません。
私もまさに同じ悩みを抱え、校長に退職の意思を伝えるまで何度も葛藤を繰り返しました。
結論から言うと、私の自治体では意向調書の提出が9月末締切でしたが、退職の報告は「10月以降」でも間に合いました。

私自身、11月末に退職を伝えましたが問題なく手続きが進みました!
本記事では、
- 教員特有の人事異動のスケジュール
- 退職を伝えるベストなタイミング
- 校長の反応
- 退職願の提出方法
を、10年間教員を続けた後に転職した実体験をもとに解説します。
この記事を読めば、
- 退職をいつ伝えるべきか
- 退職報告後はどんな流れで進むのか
がクリアになり、不安やモヤモヤが消えるはずです。
教員という特殊な職場環境で退職を切り出すのには勇気が必要ですが、正しい知識と事例を知ることで、あなたの不安は確実に軽くなります。
人事異動スケジュールを理解すると「退職の伝えどき」が見える
退職を考えたとき、最初に悩んだのは「いつ管理職に伝えるべきか」という問題でした。
教員には独自の(自治体毎の)人事異動サイクルがあるため、一般企業とは退職から転職までの流れが大きく異なります。
私の自治体では、人事異動のスケジュールについては以下の通りでした。
教員の人事異動スケジュール(私の自治体の場合)
- 9月末:意向調書の提出
「異動希望あり・なし」「退職」など次年度の意向を提出。 - 10月〜:異動希望者との面談
管理職から異動の希望について確認される。 - 12月上旬:
自己都合退職の報告締切。 - 2月中旬:内示(異動先発表)
校長から次年度の勤務校が口頭で伝えられる。 - 3月中旬〜下旬:校内人事発表
次年度の学校内の学年・グループ配置が決まる。 - 3月下旬:管理職人事
事務職員や管理職の最終内示が出揃い、メンバー確定。
教員の場合、「同じ勤務校に最低3年」「6年で異動希望が通りやすい」など自治体毎のルールがあるため、スケジュールは事前に把握しておく必要があります。
退職の報告は「9月末まで」じゃなくても大丈夫
自治体毎にスケジュールの違いはありますが、私の場合、意向調書の提出締切が9月末だったため、

9月末までに退職を伝えないといけないのかな…?
と思い込んでいました。
しかし実際は、退職の報告は10月以降でも問題ありませんでした。
私は9月の段階では企業の面接すら始めていなかったため、意向調書には【異動希望なし】にチェックを付けて提出しました。
その後、職員会議で校長から「自己都合退職は12月○日までに伝えてください」と周知があり、11月下旬に退職の意向を口頭で伝えました。
私の場合、幸いにも10月に企業から内定をいただき、12月末まで内定承諾期限を延長してもらうことができたため、内定を一つ持った状態で退職の報告をすることができました。
校長への報告のリアル:意外と引き止められない?
教員として10年間勤務したこともあり、退職を伝える瞬間が一番緊張しました。
私は10月に1社内定を得て、他の企業の選考も進めながら、タイミングを見て校長に連絡をし、11月下旬に校長室で直接報告しました。
正直、

「引き止められるのでは…?」
「ネガティブな反応をされるのでは…?」
と不安でいっぱいでした。
意を決して、校長室で退職する旨を伝えたところ、返ってきた言葉は意外でした。
「しっかり考えて決めた結論なら、〇〇先生の選択に間違いはないはず。自分の直感を大事にして欲しい。」
引き止めもなく、とても前向きに応援していただけました。

素晴らしい校長の下で働けていたんだな、と改めて感謝した瞬間ですね!
退職願の提出は驚くほどシンプル
退職の意向を伝えた後は、校長から退職願の提出を求められました。
煩雑な手続きになることを想定していましたが、内容はとてもシンプルです。
- 提出日
- 職種(教諭など)
- 氏名
- 退職予定日
- 退職理由(一身上の都合)
これらの内容を用紙1枚に記入し、あとは提出するだけでした。
「10年続けた教員を辞める」という自分にとって重大なイベントの割に、書類は拍子抜けするほど簡素なものでした。
退職はいつ伝えるのが正解なのか?
私の場合、転職活動は理想的な流れで進みました。
- 10月上旬:一つ目の企業から内定
- 内定承諾期限を「12月31日」まで延長
- 転職活動を継続
- 11月下旬:校長へ退職の意思を伝える
- 12月下旬:二つ目の企業から内定獲得
その結果、期限内に無理なく退職を伝えることができましたが、すべての人がこのような理想の流れで進むわけではありません。
具体的な転職活動開始から退職報告までのスケジュールについては関連記事で紹介しているので、気になる方はそちらにも目を通してみてください。
結論:退職は「内定が出てから」でOK
私は、意向調書の提出締切である9月末や10月に、無理に退職の意向を伝える必要はないと考えています。
むしろ年内に内定が出ていないなら、退職の報告を焦るべきではないと思います。
もちろん、代わりの教員がなかなか見つからない学校現場の現状を考えると、次年度の人事配置が確定する前に、なるべく早く伝えるに越したことはありません。
それでも私は大切なのは「自分の将来を優先すること」だと考えています。
民間企業の中途採用においては、4月入社の求人票が本格的に出てくるのはどうしても1月以降になってしまいます。
退路を断って退職の報告をしてから本格的に面接に臨むのも一つの手ですが、
- 精神的に年休を取得しづらくなってしまう
- 焦って自分が望んでいない企業に転職してしまう
- 内定が獲得できないまま4月を迎えてしまう
といったリスクも考慮すると得策とは言えません。

校内人事でバタバタしている時に退職報告したら周りに迷惑が…。
という気持ちも分かりますが、それを理由に自分の将来の選択肢を狭めてしまうのはとてももったいないです。

まじめな先生ほど「申し訳なさ」が勝る気持ち、痛いほど分かります…。
退職報告~退職までの期間の過ごし方
私は無事に年内に退職を伝えたものの、当時は高校3年生の担任をしており、卒業式を控えている状況でした。
また、私はグループ業務として次年度の準備を行わなければならなかったため、やらなければいけないことは多くありました。
私が管理職に退職を伝えたあとに意識していたことは次の通りです。
- 2月中に学年主任・グループ主任へ退職を報告
- 次年度への引き継ぎを丁寧に行う
- 3月末までしっかり職務を果たす
民間企業の転職では退職前の「有休消化」が当たり前かもしれませんが、結局私は3月末ぎりぎりまで勤務し、年休は30日以上残ってしまいました。

それでも「最後まで教員人生を走り抜けられた」と思っています。
まとめ:退職報告は「10月以降」でも大丈夫。大切なのはあなたの未来
この記事のポイントを整理します。
- 教員の退職報告は10月以降でも間に合う
- 内定が出てから退職を伝えてもOK
- 校長の反応は前向きなこともある
- 退職願の内容は非常にシンプル
- スケジュールを知れば不安は大きく減る
- 最優先すべきは「あなたの将来」
教員の退職には勇気が必要ですが、正しい情報と準備があれば必ず前に進めます。
退職報告の理想のタイミングは、【人事が動きだす前に伝えること】ですが、前述の通り理想通りに転職活動が進むとは限りません。
管理職から自己都合退職の締切日などが共有された場合は、そのスケジュールを一つの目標にしてみてください。
もしそれも難しい場合は、【内定獲得後に伝えること】もやむを得ないと思います。
ただしそうなってしまった場合は、なるべく他の先生方や管理職、生徒たちに迷惑が掛からないよう最善を尽くしてください。
最優先すべきはあなたのこれからの人生です。

自分の選択を応援してもらえるように普段から心がけましょう!



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