こんにちは、【元先生】です。
公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!
教員から転職しようと考えたとき、

「履歴書って何を書けばいいの?」
「教員の経歴って民間企業に伝わるの?」
「職務経歴書と何が違うのか分からない」
このように履歴書の段階で手が止まってしまう人も少なくないのではないでしょうか。
私自身も、履歴書を書いた経験がほとんどなく、最初は強い不安を感じました。
結論から言うと、履歴書は“正しく・シンプルに”書ければ問題ありません。
教員からの転職だからといって、特別なテクニックは不要です。
なぜなら、履歴書の役割は「あなたの身分・経歴を正確に伝えること」であり、アピールの主戦場は職務経歴書だからです。
この記事では、教員から転職する人向けに、
- 履歴書作成の基本的な考え方
- 各項目で何を書けばよいか
- 注意点
を、私の実体験をもとに分かりやすく解説します。

履歴書で悩む時間を減らし、職務経歴書や面接対策に集中できるようにしましょう!
履歴書作成にはテンプレートを活用する
転職活動で提出する書類は、大きく分けて「履歴書」と「職務経歴書」の2種類です。
教員として働いてきた人の多くは、履歴書を書く経験がほとんどなく、ここでつまずいてしまいがちです。
しかし結論から言うと、履歴書はゼロから作成する必要はありません。
自分が登録している転職サイトのテンプレートをそのまま活用すれば問題ありません。
私自身も、転職活動ではdodaの履歴書作成ツールを使いました。
テンプレートを使うメリットは次の通りです。
- 採用担当者が見慣れている形式である
- 必須項目が整理されており、書き漏れを防げる
- 体裁を整える時間を大幅に短縮できる
履歴書作成ではいきなり完璧を目指す必要はありません。
まずはテンプレートを使って一度最後まで書き切り、その後で微調整する、という進め方がおすすめです。
履歴書の書き方
一部変更は加えていますが、実際に私が作成した履歴書を添付します。

ここからは具体的な書き方を見ていきましょう。
(1) 基本情報欄の書き方

基本情報欄は、履歴書の中でも最初に目に入るパートです。
ここで重要なのは、正確さと体裁です。
特別な工夫は必要ありませんが、ミスがあるとそれだけでマイナス印象になってしまいます。
①日付
日付は書類を提出する日を記載します。
現在はメール添付やWeb提出がほとんどのため、送信日を記載すれば問題ありません。
持参する場合は提出日を記載しますが、迷った場合は「提出する日」と覚えておけばOKです。
②写真
写真は駅などにある証明写真機でも提出可能ですが、可能であれば写真スタジオでの撮影を強くおすすめします。
理由はシンプルで、写真による第一印象の差が想像以上に大きいからです。
4,000円前後で、表情や姿勢、服装までアドバイスしてもらえるため、履歴書全体の印象が一段階上がります。

「教員から転職=異業種に挑戦する」からこそ、写真で誠実さや社会人としての安心感を伝えられると、書類選考でも不利になりにくくなります。
(2) 学歴・職歴欄の書き方

学歴・職歴欄は、履歴書の中でも最も情報量が多く、採用担当者が事実確認のためにチェックするパートです。
ここでは「アピール」よりも「分かりやすさ」を重視しましょう。
③学歴
学歴は高校から大学(大学院)までを記載します。
学校名は省略せず、正式名称で書きましょう。
- 学校名と「入学」「卒業」の位置をそろえる
- 年月の表記を統一する
といった細かな点を意識するだけで、読みやすさが大きく変わります。
④職歴(教員の場合)
教員の職歴は、民間企業の採用担当者にとって分かりにくいケースがあります。
そのため、細かい制度説明よりも、経歴の流れが伝わることを優先してください。
公立・私立、正規・非正規によって書き方は多少変わりますが、以下のように整理すれば十分です。
| 公立 | 正規採用 | 臨任・非常勤 |
|---|---|---|
| 着任時 | 〇〇教育委員会 教諭 採用 〇〇学校 赴任 | 〇〇教育委員会 臨時教員 任用 |
| 離任(退任時) | 〇〇学校 退任 | 〇〇教育委員会 臨時教員 任期満了 |
| 私立 | 正規採用 | 常勤・非常勤 |
|---|---|---|
| 着任時 | 〇〇学校 専任教員 採用 | (非)常勤講師 採用 |
| 退任時 | 〇〇学校 専任教員 退職 | (非)常勤講師 退職 |
私の場合、実際は履歴書には教育委員会名は記載せず、学校名を中心にまとめました。

重要なのは「どこで」「どの立場で」「どれくらい働いたか」が一目で分かることです。
(3) 免許・資格欄の書き方

⑤免許・資格
免許・資格欄では、応募企業にとってプラスになる情報かどうかを意識しましょう。
記載する順番は、取得した順で問題ありません。
教員からの転職の場合、多くの人が次の2つを記載することになると思います。
- 普通自動車免許
- 教員免許
それ以外の資格については、「とりあえず全部書く」のではなく、取捨選択するのがおすすめです。
私の場合は、自己PR欄で「向上心・学習意欲」を伝えたかったため、英語検定を記載しました。
このように、自己PRとのつながりを意識して資格を選ぶと、履歴書全体に一貫性が出ます。
(4) 自己PR欄の書き方

⑥自己PR
履歴書の中で、最も悩みやすいのが自己PR欄です。
ただし、ここで長文を書く必要はありません。
なぜなら、職務経歴書にも自己PRを書くため、履歴書では要点だけを簡潔に伝える役割だからです。
教員から未経験で転職する場合は、「ポータブルスキル」を意識しましょう。
ポータブルスキルとは、業界や職種が変わっても活かせるスキルのことです。
例えば、
- 課題を見つけ、改善してきた経験
- 相手に合わせて説明・指導してきたコミュニケーション力
- 地道に業務を積み重ねてきた継続力
などは、多くの民間企業でも評価されます。

履歴書では一つに絞り、「未経験でも再現性高く活躍できる人材である」ことを示す意識で書くと、職務経歴書や面接にもつながりやすくなります。
(5) 本人希望記入欄の書き方

⑦本人希望記入欄
本人希望記入欄は、「貴社の規定に従います。」の一文で問題ありません。
転勤不可などの事情がある場合でも、履歴書の段階で無理に書く必要はありません。
面接やオファー面談の場で伝えても遅くはないです。
まとめ|履歴書は“正確さ”が最優先
ここまで、教員から転職する人向けに履歴書の書き方を解説してきました。
改めてお伝えしたいのは、
履歴書はアピールする書類ではなく、身分と経歴を正確に伝える書類
だという点です。
- 誤字脱字がないか
- 年月や表記が統一されているか
- 採用担当者が一目で理解できるか
この3点を満たしていれば、履歴書としては十分です。
一方で、自分の強みや経験をしっかり伝えるべきなのは「職務経歴書」です。
履歴書作成に時間をかけすぎて疲れてしまうよりも、早めに仕上げて次のステップに進む方が、転職活動全体はうまく進みやすくなります。
履歴書が完成したら、職務経歴書に時間を使い、転職エージェントやキャリアコーチングで添削を受けてみてください。

履歴書と職務経歴書をセットで整えることで、教員からの転職でも自信を持って選考に臨めるようになります。




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