PR

教員から民間へ転職|面接で通るブレない自己PRの作り方【元先生の実例】

③先生からの転職
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

こんにちは、【元先生】です。

公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!

先生
先生

「教員から転職したいけど、面接の自己PRで何を話せばいいか分からない」
「職務経歴書に書ける“成果”なんて思い浮かばない」
「未経験業界で本当に評価されるのか不安」

そんなモヤモヤを抱えていませんか?

私自身も、転職活動を始めた当初はまったく同じ悩みを抱えていました。

教員の仕事は“人を育てる”価値の高い仕事ですが、民間企業の採用基準とは評価軸が大きく異なります。

そのため、自己PRの作り方を間違えると、本来の自分の強みがまったく伝わらないまま不採用になる可能性もあります。

結論から言うと、教員の転職で評価される自己PRは

「定量化」「再現性」「ポータブルスキル」

の3点を意識して作ることが重要です。

私はこの考え方をもとに職務経歴書と自己PRを作り込み、実際に民間企業への転職を実現しました。

本記事では、私の具体例を交えながら、面接でも使える自己PRの作成手順を分かりやすく解説します。

この記事を読むことで、

この記事を読めば
  • 自分の経験を“企業目線”で言語化できる
  • 面接で自信をもって自己PRできる
  • 未経験転職でも評価される強みが明確になる

そんな未来が手に入ります。

元先生
元先生

「教員を続けるべきか」「本当に転職できるのか」と悩んでいる方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください!

職務経歴書に書くべき基本項目

職務経歴書の記載内容や書き方に厳密なルールはありません。

ただし、採用担当者が読みやすい“定番のフォーマット”は存在します。

今回は、dodaの職務経歴書自動作成ツール レジュメビルダーを参考に進めます。

職務経歴書に記載する主な内容は以下の通り。

主な記載項目
  1. 職務要約
  2. 業務内容
  3. 実績・取り組み(学級経営・教科指導・校務分掌・部活動など)
  4. 活かせる経験・知識・技術(〇〇力)
  5. PCスキル・資格など
  6. 自己PR

この中でも、特に多くの先生が悩むのが「自己PR」だと思います。

元先生
元先生

ここからは、私が実際に行った自己PRの作り方を解説します。

教員が自己PRを作成するときの3つの注意点

学校と民間企業では、仕事の評価基準・文化・成果の捉え方が大きく異なります。

この違いを理解せずに自己PRを書くと、「頑張ったことが伝わらない」という状態に陥りやすくなります。

①定量的な成果を盛り込む

転職活動では、職務経歴書に自分の成果や強みを書き、面接でそれを伝える必要があります。

その際、私が最も苦労したのが「成果を数字で表すこと」でした。

教員の仕事は、生徒という“人”を相手にする仕事です。

そのため、日常業務の中で数値目標やKPIを意識する機会がほとんどありません。

学校現場で比較的イメージしやすい数字としては、

「数字」で表せるもの
  • 担当クラスの大学合格率
  • 定期テストの平均点
  • 欠席・遅刻の改善率

などがありますが、これらも普段から意識的に記録していないと、後から振り返ることは難しいのが実情です。

また、生徒本人の努力や家庭環境など、自分ではコントロールできない外部要因の影響も大きいため、「自分の成果」として表現しにくい側面もあります。

元先生
元先生

私自身、「転職をしよう」と意識し始めてから、初めて業務を数字で捉える視点を持つようになりました。

これは、転職を考えている先生ほど、早めに意識しておくことをおすすめします。

②再現性を意識する

2つ目のポイントは「再現性」です。

民間企業の採用担当者は、あなたの過去の成果そのものよりも、

この人は、自社に入っても同じように成果を出してくれるか?

という視点で評価します。

教員として働いていると、どうしても「対生徒」の視点が中心になります。

しかし民間企業では、「対企業」「対顧客」「対上司」という関係性の中で成果を出すことが求められます。

教育業界への転職であれば、授業改善や生徒指導の経験がそのまま評価されるケースも多く、再現性は比較的伝えやすいはずです。

一方で、異業界・異職種への転職では、「教育現場特有の経験」をそのまま伝えても評価につながらないことがあります。

元先生
元先生

だからこそ、「民間でも再現できるスキル」に変換して伝える意識が重要になります。

③未経験転職では「ポータブルスキル」を強調する

未経験業界・職種への転職では、専門スキルよりも、どの業界でも使える汎用的なスキル(ポータブルスキル)が重視されます。

代表的なポータブルスキルには、

ポータブルスキルの例
  • コミュニケーション能力
  • 課題発見力・課題解決力
  • 調整力・巻き込み力
  • 業務改善力
  • リーダーシップ

などがあります。

一方、教員のテクニカルスキル(授業設計力・生徒指導力など)は、企業では直接評価されにくい場合があります。

②の再現性ともつながりますが、「教育スキル」そのものではなく、「その裏にある汎用的なスキル」を言語化することが、転職成功のカギになります。

参考サイト:人事担当者のためのポータルサイト 人事の図書館 ポータブルスキルとは?テクニカルスキルとの違いや身につけ方を紹介

私が実践した自己PR作成の具体的ステップ

上記の注意点を踏まえ、私は次の流れで自己PRを作成しました。

STEP1:業務内容から「力を入れた業務」を選ぶ

まず、職務経歴書に記載すべき【業務内容】を棚卸しし、

  • 自分が主体的に関わった業務
  • 工夫や改善を行った業務
  • 成果が比較的説明しやすい業務

を2〜3つ選びました。

STEP2:選んだ業務の実績を考える

次に、その業務の実績を考えていきます。

ポイントとしては、

  • 数字で示せること
  • 「苦手」が「できる」に変わったこと
  • 何が課題でなぜ取り組もうと思ったか
  • 周りと比べた自分の得意なこと

などを含めることです。

元先生
元先生

先ほど説明した「定量的な成果」と「再現性」を意識しましょう!

STEP3:強みを「〇〇力」として言語化する

STEP2の実績から、自分の強みを「〇〇力」という形で表せる「能力・スキル」として言語化します。

ここでは、その強みが「ポータブルスキルになっているか」を確認することが重要です。

自分の強みが分からない場合は、自己分析ツールや書籍の活用も有効です。

STEP4:“STAR”で文章化する

最後に、“STAR”のフレームワークで文章を組み立てます。

“STAR”とは、それぞれ以下の単語の頭文字をとっています。

  • Situation(状況)
  • Task(課題)
  • Action(行動)
  • Result(結果)

この順番で整理することで、面接でも一貫性のある説明が可能になります。

参考サイト:indeed STARメソッドを使って行動面接の質問に回答する方法

元先生の自己PR具体例

元先生
元先生

実際に私の具体例を見ていきましょう!

STEP1:力を入れた業務

まずは自分の学校での業務を棚卸しし、転職活動でアピールできそうなポータブルスキルにつながる業務はないか考えました。

力を入れた業務の例

グループの定例会議の運営・進行

STEP2:業務の実績

会議の運営・進行については、定量的な成果を示すのは少し難しいですが、「会議時間の短縮」はひとつ実績・成果として挙げられそうです。

当時多くのグループが、「会議の議事録を紙で印刷し、口頭で説明されたことを各々が手書きで記録」という形式をとっていました。

今では当たり前かもしれませんが、会議の際に必ず端末を持参してもらい、その場で議事録を作成・共有する方法に変更しました。

その方法に変更してから、「会議で定時を過ぎる」ということが劇的に減りました

業務の実績の例
  • 会議の運営方法の変更提案、及び実施
  • 会議時間の短縮

STEP3:「〇〇力」として言語化

「仕事内容」、「実績」から考えられる自分の強みを「能力」「スキル」として言語化します。

この時に、その能力・スキルが「ポータブルスキル」になっていることを意識します。

「〇〇力」の例
  • 課題設定力
  • リーダーシップ
  • 牽引力
先生
先生

そもそも自分に強みなんてない…。

と悩んでいる人には次の書籍を強くおすすめします。

STEP4:“STAR”で文章化

最後にここまでの内容を文章化します。

先ほど説明した通り、“STAR”の枠組みに当てはめていきます。

文章化の例

S(状況):定例会議が定時内に終わらない。

T(課題):議事録を紙で印刷し、書き込むという方法のため時間がかかり、聞き洩らしも多発。

A(行動):一人一台配付されている端末を持参し、全員で共有しながら議事録を作成。

R(結果):印刷の手間が省け、対話に集中しながら会議を進められ、会議が定時を超えることが無くなった。また、データ上で議事録が保管されることで紙を紛失することもなくなり、過去の会議内容にすぐにアクセスできるようになった。

職務経歴書に記載する文章としては次のような内容になります。

(例)2校目の学校ではグループのサブリーダーとして会議の運営を任されるようになりました。授業後、16時から始まる定例会議は、効率の悪さから定時の17時を超えることが多々ありました。そのため、メンバーには必ず各自のタブレットを持参してもらい、必ず事前にレジュメに協議・報告事項を記入、議事録はその場でドキュメントで共有しながら作成することを提案しました。その結果、会議方法を変更してからは定時を超えることがほとんどなくなり、業務の効率化に貢献することができました。

上記の例は面接でも応用することができます。

例えば、

「あなたの強みは何ですか?」

と聞かれたときに、

「私の強みは課題設定力とリーダシップがあることです。」

と始めて、上記のエピソードを話したりしていました。

まとめ:3つの注意点と4つのSTEPでブレない自己PRを

今回は、私自身の具体例をもとに、教員が転職時に使える自己PRの作り方を整理しました。

改めて重要なポイントは、

3つの注意点
  • 成果をできる限り定量化すること
  • 民間企業でも再現できる(再現性のある)スキルへ変換すること
  • ポータブルスキルとして言語化すること

の3点です。

また、自己PRは「文章を作る作業」ではなく、「自分の仕事を構造的に振り返る作業」でもあります。

そして、今回紹介した4つのSTEPは以下の通り。

4つのステップ
  • STEP1:力を入れた業務を選定
  • STEP2:業務の実績を考える
  • STEP3:「〇〇力」として言語化
  • STEP4:“STAR”で文章化

複数の業務内容に対してこのステップを繰り返すことで、職務経歴書全体の完成度が大きく高まります。

また、整理した自己PRは、職務経歴書だけでなく、

  • 転職理由
  • 志望動機
  • 面接での受け答え

にもそのまま応用できます。

軸が一貫することで、面接官にも「納得感」を持ってもらいやすくなります。

「先生から民間企業への転職は難しい」と言われることは多いですが、決して不可能ではありません。

自分の経験を正しく言語化できれば、十分に評価される可能性があります。

最後に、作成した自己PRは必ず転職エージェントやキャリアコーチングのメンターに添削してもらうことを強くおすすめします。

元先生
元先生

自分では気づけない視点をもらえることで、自己PRの精度が上がり、面接への自信にもつながります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました