こんにちは、【元先生】です。
公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!

「このまま先生を続けていけるのかな…。」
「働き方がしんどくて、長く続けられるイメージが湧かない…。」
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
私自身、当時まったく同じモヤモヤを抱えており、悩みに悩み抜いた末、10年続けた“安定の教員”というキャリアを手放しました。
この記事では、私が教員を辞めて転職しようと思った3つの理由と、モヤモヤの解消法をまとめています。
教員の仕事への葛藤や「本当にこの働き方をあと30年続けられるのか?」という不安、そして「もっと自分の可能性を広げたい」という当時の思いなどを紹介します。
同じように悩んでいるあなたが、“教員を続けるべきか・転職を検討すべきか”を判断する材料になるはずです。

今のモヤモヤを整理し、今後のキャリアを前向きに考えるきっかけにしてください。
転職しようと思った理由

まずは私が転職しようと思った理由を3つ紹介します。
理由①:この働き方、定年まで続けられる?
私が転職活動を開始したのが2024年の夏頃で、その当時32歳でした。
教員の定年は65歳に延長され、当時の私の場合「あと30年以上働く」という状況でした。
10年間教員として働いていたため、給与水準は比較的に高く安定しており、ある程度まとまった退職金も見込めます。
また、公務員として福利厚生もかなり安定しており、日常生活を送るうえではほとんど苦労は無い状態でした。
しかし、

この働き方をあと30年以上続けられる自信がない…。
と当時強く感じており、これが転職を考え始めた最も大きな理由です。
定年まで続けられる自信が無いと感じていた要因としては、
- 日々の長時間労働
- 部活動やPTA等で休日が無くなる
- 異動に働く環境や忙しさが大きく左右される
- 学校の仕組み自体はすぐに変わらない
などがありました。
当時勤めていた学校は、部活がそこまで盛んな学校ではなかったため、定時退勤できる日も多く、土日の出勤もほとんどありませんでしたが、異動によって環境が大きく変わる可能性もあります。
また、管理職になればより忙しくなり、異動の頻度も多くなります。
そんな状況であったため、

この環境で65歳まで働くのは難しいな…。
と強く感じていました。
「体力的にしんどい」、これが転職を考え始めた大きな理由です。
理由②:この仕事、自分に向いているのか?
教員を10年続けた当時、私の中で強く湧いてきた疑問がありました。
「自分は本当に教員に向いているのか?」
そう感じた具体的な理由は2つあります。
(1)100%「生徒に向き合えていた」とは言い切れない
10年間の教員生活で担任を7年間持ち、授業では数えきれないほどの数の生徒と関わってきました。
もちろん生徒に救われた場面は多くあり、生徒からも一定の評価は得られていたと思います。
それでも自分の中では、「生徒に100%向き合えていた」とは言えない状況でした。
当時の私は「働き方を変えたい」「プライベートの時間を大切にしたい」という思いが強く、
- 残業時間を月30時間以内にする
- 授業準備に時間をかけ過ぎない
- プリントの回収とチェックは必要最小限にする
など、効率的な働き方を求めるのに比例して、「生徒に向き合う」時間が少なくなっていたように感じています。
教員として、本来はもっとクラス・授業・部活の生徒と関わる時間を持つべきだと頭では分かっていましたが、それを全て叶えようとするとどうしても時間が足りなくなるという葛藤を抱えていました。

自分が考える「理想の教員像」と「理想の働き方」が一致せず、当時の生徒には申し訳ないことをしたと感じています。
(2)予測不能なトラブルに強いストレス
転職活動を開始し、自己分析をして改めて認識したことですが、私は「予測不能なトラブル」に強いストレスを感じるタイプです。
10年間の教員生活の中で一度だけ生徒指導担当のグループになったことがありますが、あまりにも業務内容が自分に向いていないと感じたため、1年間でグループの異動希望を出しました。
グループ業務等については異動である程度自分に向いている業務を担当することができるかもしれませんが、突発的な生徒指導や保護者対応はどうしても急に発生してしまいます。
- 生徒のケガや病気への迅速な対応
- 喧嘩・喫煙等の生徒指導関連のトラブル
- 保護者からの電話での苦情への対応
担任・副担任・管理職といった役割によって程度は違えど、教員として生徒・保護者に向き合う以上はこういったトラブルは必ず発生します。

これらの「いつ起こるかわからない不測の事態」が、当時の私にとっては大きなストレスでした。
理由③:教員以外の選択肢が無い不安
10年教員として働いてきましたが、「教員としてどんなスキルが身につきましたか?」と問われたら、私は次のように答えると思います。
「教員の仕事をこなす力がつきました。」
それは“学校という特殊な環境でのみ通用する力”です。
最近では転職が当たり前になってきており、「教員以外の選択肢が無い」という状態が当時の私にとって大きな不安材料でした。
もちろん、「教員の仕事に誇りを持ち、定年まで勤めあげる」自信があればそれでも問題ありませんが、当時の私はそうではありませんでした。
- 学校の外でも働けるスキルが欲しい
- 社会人としての自分の市場価値を高めたい
- 自分の力でキャリアを選択できるようになりたい
そんな思いが強まり、本格的に転職を考えるようになりました。
転職しようと思ったタイミング

次に私が転職しようと思ったタイミングを紹介します。
タイミング①:初任校の5年目(部活が最も大変だった時期)
初任校では野球部の主顧問をしており、平日7:30〜19:30、土日もほぼ全て部活という生活を送っていました。
当時は「転職したい」というよりも、

この部活漬けの生活から抜け出したい…。
という思いが強かったです。
当時は休職して大学院に行くことも考えていましたが、今思えば完全に“逃げ”でした。
結果として派遣で大学院に行くための試験もうまくいかず、この時は転職活動の開始には至りませんでした。
タイミング②:2校目の5年目(2024年)
2回目の大きな転機が訪れたのが2024年、2校目の学校の5年目の年度です。
担任をしていると、

「年度途中で辞めるのは難しい。」
「クラスの生徒は卒業させたい。」
という思いがあり、どうしても年度途中やクラスの生徒を卒業させるまでは転職に踏み切れません。
しかし教員生活10年目を迎え、前述の“転職理由”が明確に積み上がっていきました。
そして教員生活10年目がちょうど3年生の担任をしていたタイミングでした。

「今なら動ける。動くなら今しかない。」
そう感じたのが、2校目の5年目で、その年に転職活動を開始しました。
モヤモヤの解消法

このモヤモヤした気持ちはどうやったら解消されますか?
この記事を読んでいる方には、そのような疑問を感じている方も多いと思います。
私自身は最終的に「転職」という決断を下しましたが、私は「教員の働き方にモヤモヤしている=すぐに転職するべき」だとは考えていません。
むしろ私は、「教員として働き続けられるのであれば働き続けた方がいい」とさえ思っています。
実際に民間企業で勤務してみて、いかに「教員の給与水準が高いか」「教員の福利厚生が安定しているか」ということを再認識しています。
ただし、今抱えているモヤモヤを放置して働き続けることは精神衛生上良くなく、心と身体の健康を崩すきっかけになりかねません。
「モヤモヤしたらすぐに転職」ではなく、まずは「自己分析をして今の現状を言語化」することをおすすめします。
自己分析をすることで以下のようなメリットを得ることができます。
- 自分にとって大事なこと(価値観)が分かる
- 自分の得意なこと・苦手なことが分かる
- 自分の好きなことが分かる
- なぜモヤモヤしているかが分かる
自己分析を通じてモヤモヤの原因が分かり、そのための解消法が「転職」なのであれば、そこで初めて転職活動の開始を検討し始めればよいと思います。
一方で、「教員を続けながらモヤモヤを解消できる」のであれば、働き方を見つめ直して教員を続ければよいと思います。
自己分析におすすめの書籍は、関連記事を参考にしてみてください。
また、私自身は転職を前提としていたため、キャリアコーチングを活用して自己分析を伴走してもらいました。
キャリアコーチングは有料であるため、すべての人におすすめはしませんが、少しでも気になる場合は初回の無料相談を受けてみるのはありだと思います。
まとめ:「何を大事にしたいか」で選択は変わる
この記事では、10年続けた教員を手放して転職を決意した理由とそのタイミング、そしてモヤモヤの解消法についてお伝えしました。
- この働き方を定年まで続けられる自信が無くなった
- 「この仕事、本当に自分に向いている?」と感じ始めた
- 教員以外のスキルや市場価値を身につけたいと思うようになった
- 初任校5年目:部活動で精神的・体力的に限界
- 2校目5年目:働き方やキャリアに本気で向き合った
- 自己分析で自分の「大事なこと(価値観)」「得意・苦手なこと」「好きなこと」を把握
- 適切な選択肢を選ぶ
個人のキャリアに正解は無く、正解が無いからこそ働き方にモヤモヤしてしまいがちです。
前述した通り、「教員を続けること」「教員から転職すること」どちらも正解になり得るし、選択した方を正解にするための行動が大事だと感じています。
あなたももし、

「このままでいいのかな…。」
「教員をずっと続けられる気がしない…。」
そんなモヤモヤを感じているなら、それは“キャリアと本気で向き合うタイミング”なのかもしれません。
今回紹介した通り、まずは自己分析を通じて今のモヤモヤを言語化してみてください。
おすすめの書籍・キャリアコーチングを再度掲載しておきます。




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