こんにちは、【元先生】です。
公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!
教員からの転職を決意したものの、

転職関連のサイトやサービスが多すぎて、どれを選べばいいか分からない…。
と悩んでいませんか?
少し古いデータにはなりますが、厚生労働省の「平成30年度職業紹介事業報告書の集計結果」によれば、日本の民営職業紹介事業所(転職エージェント等)の数は24,059もあります。
転職活動未経験の場合、どこから手を付ければいいか分からなくなるのも無理はありません。

私も最初はどのサービスに登録すればいいか分からず困っていました。
そこで今回の記事では、教員からの転職におすすめのサイト・サービス・書籍を、転職活動のフェーズごとに紹介していきます。
この記事を読めば、
- 教員からの転職に最低限必要なサービス
- どの順番でどのようなサービスを使うべきか
- なぜそれらのサービスが必要なのか
といったことがクリアになり、転職活動を進めやすくなります。
転職活動の進め方に正解はありませんが、私が実際に30代未経験で民間企業に転職できた実体験を元に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
教員からの転職活動の全体像
おすすめのサイト・サービス・書籍の紹介の前に、まずは教員からの転職活動の全体像について確認しておきたいと思います。
今回の記事では具体的なスケジュールは割愛しますが、教員の転職活動は概ね以下のようなステップで進むことが多いと思います。
■ キャリアコーチングによる転職活動全体の伴走:有料であるため登録任意
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■ 自己分析:モヤモヤの原因の把握と「得意」「価値観」「好きなこと」の言語化
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■ 業界・職種研究:「教育」「教員」以外の道に進む場合は幅広く調べる
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■ 企業研究:気になる業界・職種の企業を深掘り
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■ 履歴書・職務経歴書の作成:第三者に確認してもらいながら作成
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■ 面接練習:第三者とともに対策を実施
⇩
■ 内定獲得:教員を続けるか転職するかの意思決定
それぞれのステップの具体的な説明やスケジュールについては、関連記事で紹介しているので参考にしてみてください。
ステップごとのおすすめのサイト・サービス・書籍
ここからは、私がそれぞれのステップごとにおすすめするサイト・サービス・書籍について紹介していきます。

初めて見聞きするものがあればぜひ参考にしてみてください。
自己分析
まずは自己分析についてです。
教員以外の経験が無い場合、自己分析をしたことがない人もいると思いますが、転職活動において自己分析は必須の作業であると私は考えています。
私は特に、自己分析から伴走してもらえるキャリアコーチングの登録をおすすめしていますが、有料であるため全ての人が登録するべきだとは考えていません。
キャリアコーチング
- 概要
・「人生(キャリア)の判断軸を作り、多様な選択肢の中からキャリアを築いていけるようになること」を目標に掲げるキャリアコーチングサービス
・転職エージェントではないため、「転職」が最終目的ではない - おすすめする人
・自己分析から転職の意思決定まで伴走してほしい人 - おすすめ理由
・歴史が長く多くの支援実績があるため - 関連記事:教員にキャリアコーチングは必要?ポジウィルがおすすめな人・向いていない人を本音で解説
・クジラボ
- 概要
・教員向けのプログラムを提供しているキャリアコーチングサービス
・教員経験のあるメンターも多数在籍している - おすすめする人
・自己分析から転職の意思決定まで伴走してほしい、かつ「教員向け」の安心感がほしい人 - おすすめ理由
・メンターに教員経験者が多く、コミュニケーションにおけるストレスが少ないため
・一般的なキャリアコーチングサービスに比べ、料金は比較的安価であるため - 関連記事:【クジラボレビュー】30代教員・民間未経験の私の転職成功を支えた「クジラボ」とは?
書籍
・『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』
- 概要
・自分の「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」を言語化していき、本当に「やりたいこと」を見つけるための書籍
・実際に手を動かしながら作業を進めていくワーク形式の構成になっている - おすすめする人
・自己分析が初めてで、何から手を付ければいいか分からない人 - おすすめ理由
・就職活動や転職活動向けの書籍とは異なり、教員でも読み進めやすい構成になっているため - 関連記事:やりたいことが分からない教員へ|転職前の自己分析におすすめの書籍『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
・『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0』
- 概要
・書籍付属のオンライン診断を受けることで、自分の潜在的な「強み」が把握できる書籍 - おすすめする人
・自己分析を実施しても、自分の「強み」が分からない人
・転職活動の書類や面接の自己PRにおいて、何を伝えればよいか分からない人 - おすすめ理由
・自分にとっては当たり前にできることが「強み」であると気が付けるため
・転職活動の面接や自己PRにそのまま転用できるため - 関連記事:教員の自己分析に最適|書籍『さあ、才能に目覚めよう』おすすめ理由・口コミまとめ
ツール
- 概要
・Webブラウザ上で作業可能なマインドマップ作成ツール
・無料プランでは3枚までマインドマップの作成が可能 - おすすめする人
・自己分析に初めて取り組む人
・マインドマップの作成が初めての人 - おすすめ理由
・直感的な操作が可能で、アイディアの整理や構造化に適しているため
・Miro
- 概要
・オンライン上で複数人が同時に編集できるデジタルホワイトボードツール
・無料アカウントで3つまでボードの利用が可能 - おすすめする人
・自己分析に初めて取り組む人
・マインドマップ以外にも付箋や図解等を用いて自己分析を行いたい人 - おすすめ理由
・マインドマップ以外のテンプレートの数も多く自由度が高いため - 関連記事:教員の転職で役立つ!自己分析が捗るおすすめツール3選

私は最終的にMiroを使いましたが、使いやすい方で自己分析を進めてみてください。
業界・職種研究
教員から民間企業への転職を考えた時に、「教育分野に軸足を置くかどうか」で転職活動の進めやすさは大きく変わってきます。
教育業界や関連する職種での転職を検討する場合は、そこまで時間をかける必要はないかもしれませんが、未経験の業界・職種での転職の場合は、業界・職種研究に本腰を入れて取り組むべきです。
今回は、未経験業界・職種での転職を前提におすすめのサイトや書籍を紹介します。
サイト
- 概要
・転職サイトdodaが運営する、100種類以上の職種の仕事内容や平均年収等のデータをまとめたページ - おすすめする人
・教育業界以外の職種についての知識が無い人
・教育業界以外の職種への転職を検討している人 - おすすめ理由
・多様な職種を網羅しているため
・平均年収や平均残業時間等のリアルなデータも掲載されているため
書籍
・『決定版 日本の給料&職業図鑑 最強DXリニューアル版』
- 概要
・様々な職業をファンタジー風のイラストにし、給料や仕事の内容等の情報と併せて紹介している書籍 - おすすめする人
・教育業界以外の職種についての知識が無い人
・職種の概要について楽しく読み進めたい人 - おすすめ理由
・500種以上の職種が掲載されているため
・イラスト等も多く読み進めやすいため - 関連記事:【教員からの転職先】教員から民間企業への転職で失敗しない企業の調べ方4選
企業研究
企業を調べる方法は、「転職サイトで求人を見る」「働いている人に話を聞く」「転職フェアに参加する」等があります。
ここではおすすめの転職サイト・口コミサイトとカジュアル面談のプラットフォームを紹介します。
転職サイト・口コミサイト
- 概要
・株式会社リクルートが運営する国内最大級の転職サイト
・求人件数が豊富で幅広い業界・職種の求人が掲載されている - おすすめする人
・転職活動が初めての人
・幅広い選択肢の中から業界・職種を選択したい人 - おすすめ理由
・求人件数が圧倒的に多いため
・無料で行える「グッドポイント診断」で自己理解が深まるため - 関連記事:教員におすすめの転職サイトは?迷っている先生にリクナビNEXTをすすめる理由
- 概要
・株式会社マイナビが運営する国内最大級の総合転職情報サイト
・無料登録しておくと定期的に開催される「マイナビ転職フェア」に参加することができる - おすすめする人
・転職フェアに参加して企業の担当者に直接話を聞きたい人 - おすすめ理由
・転職フェアに参加することで、直接企業の担当者と接点を持つことができるため - 関連記事:【教員向けおすすめ転職サイト】マイナビ転職フェアは参加すべき?企業理解が深まる理由と体験談を紹介
・転職会議
- 概要
・株式会社リブセンスが運営する企業の口コミ・評判サイト
・現社員や元社員からの口コミをもとに「年収」「残業時間」「職場の雰囲気」等を把握できる - おすすめする人
・転職前に企業の情報収集をじっくり行いたい人
・実際に働いている人や退職済みの人のネガティブな意見も知りたい人 - おすすめ理由
・企業HPや求人票からは分からないリアルな情報が得られるため
・複数社から内定獲得後の比較検討材料にもなるため - 関連記事:【教員のおすすめ転職サイト】情報収集に強い「転職会議」の活用法を元教員が解説
- 概要
・オープンワーク株式会社が運営する社員のクチコミ・評価プラットフォーム
・就職・転職希望者が企業の労働環境、年収、社風などを知るための口コミやデータが多数掲載されている - おすすめする人
・転職前に企業の情報収集をじっくり行いたい人
・実際に働いている人や退職済みの人のネガティブな意見も知りたい人 - おすすめ理由
・企業HPや求人票からは分からないリアルな情報が得られるため
・複数社から内定獲得後の比較検討材料にもなるため - 関連記事:【教員の転職おすすめサイト】OpenWorkを活用した元教員が感想・口コミ・活用方法を解説
カジュアル面談
- 概要
・求職者が企業の社員やフリーランスの人と直接、選考なしで話せるカジュアル面談プラットフォーム - おすすめする人
・自分が興味のある職種の人に直接話を聞いてみたい人 - おすすめ理由
・選考関係なしで実際にカジュアル面談を実施できるため - 関連記事:【教員からの転職先】教員から民間企業への転職で失敗しない企業の調べ方4選
- 概要
・人と企業をつなぐビジネスSNS・採用マーケティングツール
・企業と候補者が価値観をすり合わせるためにカジュアル面談を実施している - おすすめする人
・自分が興味のある職種の人に直接話を聞いてみたい人
・企業理念やストーリーに共感した企業と接点を持ちたい人 - おすすめ理由
・カジュアル面談を実施した後、選考につなげることもできるため
履歴書・職務経歴書作成
履歴書・職務経歴書の作成については、「転職サイトのフォーマット活用」と「作成後の第三者による添削」が重要です。
「第三者」にはキャリアコーチングのメンターや転職エージェント等が挙げられますが、生成AIに壁打ち相手になってもらうのもありだと思います。
ここでは書類作成のためのフォーマットと、おすすめの転職エージェントを紹介します。
フォーマット
- 概要
・転職サイト「doda」が提供する、履歴書を作成・編集できる無料サービス - おすすめする人
・転職活動が初めてで履歴書を作成したことが無い人 - おすすめ理由
・定められたステップに従えば大枠が完成するため - 関連記事:【例文付き】教員からの転職で失敗しない履歴書の書き方|元教員が解説
- 概要
・転職サイト「doda」が提供する、画面の案内に沿って入力するだけで職務経歴書が自動作成できる無料ツール - おすすめする人
・転職活動が初めてで職務経歴書を作成したことが無い人 - おすすめ理由
・職種毎のフォーマットが用意されており、「教員向け」のフォーマットもあるため - 関連記事:【教員の転職】職務経歴書の書き方完全ガイド|元高校教師が例文付きで解説
転職エージェント
- 概要
・株式会社リクルートが運営する国内最大級の総合転職エージェントサービス
・登録無料でサポートを受けることができる - おすすめする人
・転職活動が初めてで、どのエージェントに登録すればいいか分からない人 - おすすめ理由
・公開求人数・非公開求人数ともに豊富で、多様な選択肢があるため
・転職支援実績が豊富なため - 関連記事:教員におすすめの転職エージェントは?元教師がリクルートエージェントを徹底レビュー
- 概要
・管理職・技術職・専門職などのミドル・ハイクラス転職に特化した人材紹介会社 - おすすめする人
・主幹教諭や管理職等のマネジメント経験がある人
・年収・ポジションを大きく落としたくない人 - おすすめ理由
・年収600万円以上の求人が中心で、ミドル・ハイクラス層に強いため
・教育業界からの転職支援実績もあるため
面接練習
面接練習に特化したサービスはありませんが、企業の面接を受ける前に必ず練習を行う必要があります。
私はキャリアコーチングのメンターと、転職エージェントにそれぞれ面接練習をお願いしました。
詳しい内容は関連記事を参考にしてください。
内定獲得後
内定獲得後は「転職するか」「教員を続けるか」の意思決定をしなければなりません。
また、内定が複数社から出た場合は「どの会社に転職するか」ということも検討材料になります。
私はキャリアコーチングに登録していたため、メンターと相談しながら最終決定することができました。
先ほど紹介した転職会議やOpenWork等の口コミサイトを参考に、自己分析で固めた転職の軸と照らし合わせながら意思決定してみてください。
まとめ:適切なタイミングで適切な数のサービスを
今回は転職活動のフェーズごとに、教員からの転職におすすめのサイト・サービス・書籍を紹介しました。
今回合計で18個紹介しましたが、全てを活用する必要は全くなく、大切なことは「適切なタイミング」で「適切な数」のサービスを活用することです。

私自身、教員として働きながら転職活動を行っていたため、教員からの転職の大変さは十分理解しているつもりです。
必要以上の数の転職サイトや転職エージェントに登録してしまうと、求人の確認ややりとりに時間がかかってしまい、普段の業務にも支障が出てしまいかねません。
今回紹介したサービスの中から自分に必要なものを選択し、なるべく後悔の少ない転職活動、及び意思決定をして欲しいと思います。



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