【部活指導の負担】勤務時間・手当の実態と教員が取るべき対策

②先生の働き方

こんにちは、【元先生】です。

公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!

先生
先生

「部活動の負担が大きすぎてしんどい…。」

「授業準備の時間が取れず毎日ギリギリ…。」

そんな悩みを抱えている先生は非常に多いです。

実際、私自身も教員時代は朝練・平日・土日祝の指導で年間90連勤を経験し、身体的にも精神的にも限界を感じた時期がありました。

しかし、部活動の負担は働き方を工夫することで確実に軽減できます

本記事では、

  • 部活動が「しんどい」と感じる理由
  • 今すぐできる現実的な対策

を、元高校教員の10年間の実体験をもとに、分かりやすく解説します。

部活指導に悩む先生が、少しでもラクに働きながら、生徒にもより良い指導ができるよう、あなたの負担が軽くなるヒントをお届けします。

部活動が「しんどい」と感じる理由

元先生
元先生

まずは私の経験から、部活動が「しんどい」と感じる理由を紹介します。

①勤務時間が圧倒的に長い

私は小学校〜高校まで野球部に所属していたため、採用時に「指導可能な部活動」に軽い気持ちで「野球部」と記載しました。

すると、なんと採用1年目の夏からいきなり野球部の監督を担当することに。

当時の部活のスケジュールは次のとおりです。

当時のスケジュール
  • 朝練:週3回 7:30〜8:15
  • 平日練習:火・水・木・金 16:00〜18:30
  • 土日祝練習:12:00〜18:00(シーズン中は練習試合中心)

実際は授業準備や片付けも含め、

平日 7:30〜19:30、土日祝 8:30〜18:00

ほぼ1日学校にいる生活が続きました。

さらに野球部は「オフの少なさ」でも有名。

3月〜11月は練習試合が多く、土日はほぼ遠征や試合で埋まる状態に。

特に4〜7月は練習試合と公式戦で休みがほぼゼロ。

結果として私は、

5月のGW明け〜7月末まで“約90連勤”

という非常にハードな期間を5年連続で経験しました。

学校にグラウンドがない顧問の先生は毎週遠征続きで、「いつ授業準備するんだろう…?」と思うことさえありました。

先生
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90連勤はさすがに耐えられない…。

②手当が想像以上に少ない

「これだけ働いているんだから、手当がしっかり出るのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、現実は違います。

私が勤務していた自治体では概ね以下の金額でした。

部活動の手当
  • 平日1時間以上:約500円
  • 休日3時間以上:約3,000円
  • 休日の公式戦1日:約5,000円

平日も土日もみっちり部活があっても、月の手当は3万円程度

教員の給与水準は教特法で一定上げられているとはいえ、

「最低賃金くらいは保証してほしい…。」

と何度も思ったのが正直な気持ちです。

部活動の負担を減らすためにできること

2校目の学校では部活との距離を少し置いた立場で働き、また、今学校現場を離れたからこそ

「当時の自分はもっと工夫できたな」

と気づいた対策をまとめます。

①複数顧問で“輪番制”を徹底する

多くの学校では、各部活動に複数顧問が配置されています。

しかし実際には、一部の先生に負担が集中しがちです。

本来なら…

  • 平日の練習指導
  • 会計・備品管理
  • 顧問会議への出席
  • 休日の練習(特にオフシーズン)

これらは顧問同士で「輪番制」にするべきでした。

「部活が好きで顧問をやりたい先生」もいますが、全員がそういうわけではありません。

先生自身の心身の健康を守るためにも、“任せる勇気が必要だったと今になって感じます。

②外部コーチを積極的に活用する

公立高校ではまだ導入が遅れている地域もありますが、近年は外部顧問・部活動インストラクター・嘱託コーチなど、外部人材を活用できる環境が整い始めています。

現在では、外部コーチが単独で部活動を指導できるケースも増加。

依頼できれば、顧問の先生の負担は確実に軽くなります。

生徒にとっても…

  • 複数の視点でアドバイスをもらえる
  • 競技経験者から専門的に指導してもらえる

というメリットがあり、教育的にも価値があります。

まとめ

本記事では、先生の負担になりやすい「部活動」について、

  • 勤務時間の長さ
  • 手当の少なさ
  • 負担を減らすための方法

の3点を解説しました。

部活動は教育的価値が大きい一方で、顧問の負担が重すぎると心身の疲労や授業の質低下につながります。

しかし、

  • 複数顧問での分担
  • 外部コーチの活用

といった工夫により、負担は確実に軽減できます。

これから先生を目指す人、いま部活動の負担で苦しんでいる現職の先生にとって、少しでも働きやすくなるヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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