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30代教員の転職は難しい?元教員が未経験で民間企業に転職できた3つの理由|難易度と転職先の方向性も解説

30代・元教員が転職できた3つの理由 ②情報収集期
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こんにちは、元先生です。

公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!

先生
先生

「教員以外の経験はないけど、本当に転職できるの…?」
「30代で未経験転職はもう遅いのかな…?」

教員からの転職を考えた時、特に30代で教員以外の経験が無い場合は、こうした不安が頭から離れませんよね。

実際、私も10年間教員以外の仕事を経験したことがなく、民間企業へ転職できるか正直かなり不安でした。

それでも転職を決意し、実際に内定を得られたのは 「3つの理由」 があったからです。

転職を決意できた理由
  • 転職の軸を明確にしてくれたキャリアコーチングの後押し
  • 資産1,000万円という経済的な安心材料
  • 家族からの理解とサポート

この3つが揃ったことで、「教員しか経験がない」という弱みがあっても、民間企業への転職に踏み切る勇気を持てました。

もしあなたが今、

先生
先生

教員から転職したいけど、不安で一歩を踏み出せない…。

と悩んでいるなら、今回の記事は考え方のヒントになるはずです。

元先生
元先生

10年間教員として働き、30代で転職した私の実体験をもとに、なぜ“動けたのか”をわかりやすく解説します。

「30代未経験」の教員からの転職は難しいのか?

そもそも、「30代未経験」の教員からの転職の難易度はどれくらいなのでしょうか?

「30代になって異業種・異職種への転職は難しい」という意見や「35歳の壁」という言葉があるように、転職市場においては、30歳を超えて未経験業種・職種への転職は難しいと考えられています。

リクルートエージェントの記事によれば、【30~34歳で「異業種×異職種」に転職した人は35.7%、35~39歳では31.4%】となっています。

決して低い数字ではありませんが、これは業種を問わない一般的な転職市場の数字です。では、教員に限定するとどうでしょうか。

文部科学省の学校教員統計調査によると、1年間に離職する教員(小・中・高)は20代で合計5,168人、30代で合計4,690人となっています。

年齢別のデータはありませんが、「転職」を理由に1年間に離職する教員は小学校で2,748人、中学校で2,078人、高校で2,604人です。
(出典:文部科学省「令和7年度(中間報告)学校教員統計調査 教員異動調査」

つまり、30代で教員を辞める人は、20代と同水準で一定数存在していることがデータからも分かります。

「30代だから特別に少ない」というわけではなく、年代を問わず一定数の教員が離職を選んでいるのが実態です。

先生
先生

結局教員からの転職は、難しいのか難しくないのかどっちなんですか…?

という声が聞こえてきそうですが、私の転職活動の実体験から、「30代未経験での教員からの転職は難しい」という結論になります。

ただし、教員からの転職が難しい理由は「30代未経験だから」ではなく、「学校そのものが持つ制度的・構造的な問題があるから」であると私は考えています。

具体的な「教員からの転職が難しい理由」については、関連記事で紹介しているので、気になる方は目を通してみてください。

30代前半と30代後半で、難易度は変わる

同じ「30代」でも、前半(30~34歳)と後半(35~39歳)では、転職の難易度や取れる選択肢に差があります。

先ほど紹介したリクルートエージェントのデータでも、30~34歳での異業種×異職種転職は35.7%だったのに対し、35~39歳では31.4%とやや下がっています。

いわゆる「35歳の壁」を境に、未経験可の求人数が減っていく傾向が背景にあると考えられます。

私自身は32歳で転職活動を始めており、いわば「30代前半」のうちに動けたことも、選択肢の広さという点では有利に働いた実感があります。

もしあなたが30代後半に差し掛かっているなら、「動くなら早いほうがいい」というのが、データと実体験の両方から言えることです。

元先生
元先生

逆に言えば、あなたが今30代前半なら、まだ選択肢は十分残っています。

教員しか経験がない私が30代で民間企業に転職できた3つの理由

世間的にも難しいと言われている「30代未経験の転職」、そして私自身も難しいと感じた「教員からの転職」。

ここからは、私が「30代未経験で、教員から民間企業に転職できた理由」を紹介していきたいと思います。

①キャリアコーチングの初回面談で言われた言葉が背中を押した

私は大学卒業後すぐ教員になり、その後10年間教員を続けたため、大学在学中の就職活動や就職後の転職活動を行ったことがありませんでした

そんな状況であったため、ひとりで転職活動を進められる自信がなく、スマホの広告で目にしたキャリアコーチングの無料面談を受けてみることにしました。

当時は詳しく知りませんでしたが、転職サイトや転職エージェントとは異なり、キャリアコーチングは「転職すること」を前提にしていません

一般的に、キャリアコーチングは“キャリアの方向性を明確にする”ことに重点を置いています。

当時はまだ「教員から転職するかどうか決めかねている」段階だったのですが、無料の初回面談で言われた言葉は今でも忘れられません。

「〇〇さんは教員という仕事だけでなく、他の選択肢も可能性があると感じました。」
「転職は、何を大切にするかという自分の『軸』が決め手です。」
「辞めるかどうかは、転職活動をしてから考えても遅くありませんよ。」

当時は教員の働き方にモヤモヤしつつ、「30代未経験の転職」に自信が無い状態でしたが、これらの言葉をもらい、

元先生
元先生

転職するかどうかは、転職活動を進めてから考えればいい

と気持ちが前向きに切り替わりました。

特に、私が利用したサービスには教員経験者の利用者も多く、同じような悩みを持つ人がいるという安心感もあり、とても心強かったです。

②資産1,000万円が「年収が下がる恐怖」を消してくれた

転職活動を進めると、企業の求人票を見る機会が増えますが、そこで気づいたのが、

「教員から民間企業への転職は年収が下がることがほとんど」

という現実でした。

転職に関する広告には「年収アップ」「キャリアアップ」などの言葉が並びますが、30代で教員から民間企業への未経験転職では、年収が上がることはほとんどありません

背景には、教員の給与水準がそもそも高いという事情もあります。

国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によれば、給与所得者の平均年収は約478万円です。
(出典:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」

一方で文部科学省の「学校教員統計調査(令和7年度 中間報告)」によれば、高校教員の平均給料月額は約36万円、これに賞与(4か月分)を加えると年収は約580万円程度になります。
(出典:国税庁「学校教員統計調査(令和7年度 中間報告)」

つまり年収が下がるのは、自分の能力が低く評価されたからというより、教員の給与水準自体が高い位置にあるためだと捉えることもできます。

転職活動をしていたのが教員10年目で、当時の年収は約650万円程度。実際に私が応募した求人で、教員時代の年収水準を超える企業は一つもありませんでした

それでも不安が大きくならなかったのは、すでに一定の資産(1,000万円程度)があったからです。

  • 2~3年働かなくても問題無い程度の資産はある
  • 一時的な収入ダウンは取り返しのつかないリスクではない
  • 長期的に見れば年収を上げていける可能性もある

こうした“経済的なゆとり”は、心の余裕に直結しました。

ただし、その人が置かれている状況によっては判断を慎重にせざるを得ない場合もあります。

慎重な判断が必要なケース
  • 子どもがまだ小さい
  • 住宅を購入しておりローンを組んでいる
  • 妻、あるいは夫に安定収入が無い

こういった状況の場合、安易に「転職するべき」とは言い切れませんが、もし一定の資産があれば「転職」を選択肢の一つに入れられるはずです。

元先生
元先生

私の場合、子どもがいない・住宅ローンがないという条件も大きかったです。

改めて、コツコツ積み上げてきた資産形成の大切さを実感した場面でした。

③家族の理解とサポートが「最後の壁」を取り払った

公務員の安定を手放すことに対して、私にとって一番大きなハードルは「家族にどう伝えるか」でした。

当時すでに結婚していたため、

元先生
元先生

妻に反対されたらどうしよう…。

という不安が常にありました。

仕事の話を家でする機会もあまり多くなかったため、私が「転職を検討している」ということも実は話したことがありませんでした

キャリアコーチングの初回の無料面談を終え、意を決して「転職を考えている」と伝えてみると、返ってきた言葉は、

「いいんじゃない?」

と拍子抜けするほどシンプルで、同時に安心感をもらえた瞬間でした。

ただし妻からは、「今の仕事が嫌だから、という理由だけなら転職はおすすめしない」とも言われました。

妻も転職経験者だったため、経験者だからこそのリアルなアドバイスだったのだと思います。

最終的に、私は家族の理解があったからこそ迷わずに転職活動を進められました

前述の通り、住宅ローンがあったり、小さい子どもがいたりすれば家族へ伝える心理的なハードルも上がり、必ずしも転職を後押ししてもらえるとは限りません。

だからこそ、家族の理解は転職成功の大きな鍵です。

教員からの転職先として検討したい3つの方向性

私自身は民間企業への転職でしたが、「教員から転職する」と一口に言っても、進める方向はいくつかあります。

ここでは代表的な3つの方向性を紹介します。

①教育関連の仕事に軸足を残す

塾講師・教室長やEdTech等の教育関連企業は、教員時代の指導経験をそのまま活かせる仕事です。

未経験転職の中では比較的ギャップが小さく、30代未経験でも挑戦しやすい選択肢と言われています。

「まずは教員以外の働き方を試してみたい」という人に向いています。

元先生
元先生

教育業界で働き続けたい場合は、教育業界特化の転職エージェントに登録することをおすすめします。

②営業職・事務職など、業種を問わず求人がある職種

民間企業に転職する場合、思い切って職種を変えるのも選択肢の一つです。

営業職・事務職などは教育業界以外にも人材・IT・メーカーなど幅広い業界に存在する職種のため、応募先の選択肢を広げやすいのが特徴です。

特に教育関連企業の営業職であれば、教員経験そのものが評価材料になることもあります。

③IT業界など、未経験からの転職を積極的に受け入れている業界

人手不足が続いている業界では、年齢よりもポテンシャルを重視した採用を行っているケースがあります。

教員から全く異なる分野に挑戦したい人は、こうした業界の求人動向もあわせてチェックしておくとよいでしょう。

ただし、全くの未経験でポテンシャル採用を狙う場合、年齢を重ねるにつれ不利になる可能性がある点には注意が必要です。

元先生
元先生

私の場合は②に近い形で、教員経験と直接関係のない民間企業を選びました。自分が何を優先したいかで選ぶべき方向は変わってきます。

まとめ:30代の教員でも、動けるだけの「理由」を作れば転職できる

ここまで見てきた通り、30代で教員から転職するのは決して簡単ではありません。

しかし、実際に私が動けたのは次の3つの理由があったからです。

動けた理由
  • キャリアコーチングで転職の軸が明確になった
  • 資産1,000万円で収入減の不安を抑えられた
  • 家族からの理解と後押しがあった

教員からの転職が難しい理由は、年齢や経験不足によるものだけではありません。

転職への一歩を踏み出すためには、「迷っている理由」ではなく、「動ける理由」 をどれだけ作れるかが重要です。

統計を見ても、30代で離職する教員は20代と同水準で一定数存在しており、「30代だから転職できない」というわけではありません。

ただし35歳を境に選択肢が狭まっていく傾向もあるため、迷っているなら早めに動き出すほど、選べる道は多く残ります。

私は、キャリアコーチングの無料面談での言葉と、転職活動中に悩みや分からないことをメンターに相談できたおかげで、最終的に「教員からの転職」を決断できたと思っています。

もしあなたが今、

先生
先生

教員からの転職を考え始めたけど、分からないことだらけで一歩が踏み出せない…。

という状態なら、キャリアコーチングを受けてみるのも一つの手かもしれません。

キャリアコーチングは有料であるため、すべての人におすすめできるものではありませんが、初回の無料面談を行っているサービスも多くあります

元先生
元先生

実際に動き出すことで初めて見える景色が必ずあります。

 

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