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「教員は定時で帰れない…?」【教員の働き方改革】私が実践した“定時退勤のためのコツ”8選

教員の働き方改革 ①モヤモヤ期
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こんにちは、【元先生】です。

公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました!

先生
先生

「いつまでたっても仕事が終わらない…。」

「毎日バタバタして帰る頃にはぐったり…。」

「この働き方、いつまで続けられるんだろう?」

今の働き方にモヤモヤを抱えている先生は多いのではないでしょうか。

初任校で勤めていた当時の私も同じような状況でした。

授業・グループ業務・会議・突発的な生徒対応・部活・机の上のプリントの山…。

元先生
元先生

今日もまた仕事が終わらない…。

という日々が何年も続きました。

しかし、働き方を本気で見直した結果、私は残業時間を大幅に減らし、定時で帰れる日を安定して作れるようになりました

年度末・年度初めの繁忙期は残業時間が多かったものの、月平均の時間外在校時間は30時間程度に

また、朝早い時間に出勤することは多かったですが、会議の無い日は定時退勤できる日もかなり増やすことができました

この記事では、実際に私が実践して効果があった「残業を減らすためのマインド・時短のコツ」を、再現性のある形でまとめています。

私は10年間、多忙な公立高校の現場で働き、毎日授業を持ちながら、グループ業務・部活・会議・成績処理など膨大な業務と向き合ってきました。

その中で身につけたノウハウは、どれも“今日から実践できるもの”ばかりです。

この記事を読むことで、

この記事を読めば
  • 何から改善すべきかが分かる
  • 「仕組み化」で残業を減らす方法がわかる
  • 心に余裕のある働き方に近づく
  • 生徒の前に“より良い状態”で立てるようになる

はずです。

元先生
元先生

「働き方を変えたい」と少しでも思っている先生は、ぜひ参考にしてください!

私が“定時退勤のために実践したこと”8選

初任校が野球部の顧問だったこともあり、教員になって最初の5年間は部活漬けの日々でしたが、「このままでは長く働けない」と思い、2校目に異動後は個人で「働き方改革」を実践していました。

この記事では、私が実際に残業を減らし、定時で帰れるようになった方法を紹介します。

元先生
元先生

単なる精神論ではなく、今日から実践できることばかりです。

①「定時で帰る」と決める

まずはマインド面から変えていくことが重要です。

皆さんは「パーキンソンの法則」をご存じでしょうか?

パーキンソンの法則は以下の2つの法則から成り立つ。

  • 第一法則:「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
  • 第二法則:「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

https://www.murc.jp/library/terms/ha/parkinsons-law/より引用)

第一法則にある通り、人は時間があればその時間を使い切るまで仕事をしてしまいます

つまり、締切を設定しない限りいつまでもダラダラと仕事をしてしまうのです。

残業時間を減らすために、まずは「定時で帰る」と決めてください。

コツ①
  • 「定時退勤の曜日」をあらかじめ決める
  • 時短勤務の同僚の働き方を観察する
  • 家には仕事を絶対に持ち帰らない

残業が続きやすい最大の原因は、「残業する前提で仕事をしている」こと。

毎日は無理でも、私はまず「絶対この日は帰る」という曜日を決めました。

自分の中で定時退勤日を決めてしまうと、自然と仕事の優先順位が整理されます

また、時短勤務で働いている先生の仕事の進め方は参考になる部分が多く、大いに真似させていただきました。

②「来年度の自分が楽になる仕事」をする

次は少し長期的な視点で仕事を捉えます。

働き始めて最初のうちは「目の前の仕事をこなす」だけで精一杯だと思いますが、次第に、

先生
先生

この作業前回(去年)もあったな…。

という業務が多いことに気が付くと思います。

同じ作業の繰り返しが発生する業務などは、フォーマットを作成しましょう

コツ②
  • PCのフォルダを整理し、次年度も使える形にする
  • 議事録のフォーマットを作成しをオンラインで保存する
  • 成績処理・会計処理の Excelシートを自作し、使い回す

作成に時間がかかるため、一見遠回りに見えますが、仕組み化した作業は次回・翌年度の作業量を激減させます。

私は成績処理シートのテンプレートを整備したことで、翌年から成績処理に係る作業時間が半分以下になりました

元先生
元先生

ExcelのマクロやVBAの知識があると、より作業時間を減らせるケースも多いです。

③オンラインでToDoリストを管理する

GIGAスクール構想により、先生にも一人一台端末が配付されている学校が多いと思います。

私が教員をしていた2025年当時は、「授業でしか使わない」という先生も多かったですが、私は端末を常に持ち歩いていました

そして、授業中や会議中など、「やること」が発生したらその場で端末に記録するようにしていました

コツ③
  • ExcelやスプレッドシートでToDoリストを作成する
  • 仕事を依頼された瞬間に締切付きで入力する
  • 紙のスケジュールと併用する
元先生
元先生

ToDoリストについては、Outlookに標準搭載されているものでもよいと思います。

教員の仕事は種類が多すぎるため、「言われたことを脳内で管理」することは実質不可能です。

また、机の上やパソコンに付箋をたくさん貼っている先生もいましたが、ToDoリストを「一元管理する」という目的なら、オンラインで行った方が圧倒的に効率がいいです

会議や口頭で依頼された仕事を瞬時にメモする習慣が、締切遅れをゼロにしてくれました。

④週ごとのスケジュールは紙で管理する

③のToDoリストとは別で、私はスケジュールの管理は紙で行っていました。

教員のスケジュールは基本的に授業の時間割に大きく左右されます。

スケジュール管理をGoogleカレンダーで一度試してみましたが、授業と授業の間が10分しかないことと、急いでいる時にもすぐに目に入りやすいという理由から、紙での管理に戻しました。

コツ④
  • 2〜3ヵ月分の週ごとのスケジュールを事前に作成
  • 書類は自分に関係があるものだけ保存
  • その週・行事が終わったら紙は処分

春休みや夏休みなどの長期休暇中に、月間・年間行事予定表を見ながら、2~3ヵ月分の週ごとのスケジュールを作成します。

紙の予定表に関しては、以下のような簡易的なものをフォーマットとして作成しておき、自分の時間割と定例会議の予定をあらかじめ入れておきます。

私は卓上カレンダーの代わりに、紙で印刷した予定表をバインダーに挟んで机の上に置いておき、授業や会議の時には常に持ち歩くようにしていました。

会議で配付される行事の要綱などは、自分に関わりのあるものだけをその場でスケジュールに転記し、その週のスケジュールの用紙の下に挟むようにしていました。

そうすることで、用紙をいちいち探す手間も減り、また無駄な書類が増えることも無くなります。

私はここに、③で紹介した「その週のToDo」を書き込むことで、タスク実施の失念を防ぐようにしていました。

⑤作業に向き不向きの時間帯を見直す

教員の業務の種類は幅広く、熟考が必要なものから、何も考えずに行える単純作業まで様々です。

「どの時間に集中できるか」はある程度人によるかもしれませんが、私は朝が集中しやすかったため、作業内容によって実施する時間帯を変えていました

コツ⑤
  • 朝:会議資料作成や授業準備など集中力が必要な作業
  • 授業の間の10分休憩:軽いプリントチェック・小テストの採点
  • 授業の空きコマ:③のToDoを当てはめる

私の体感としては、放課後より始業前の方が作業効率が高く、朝に集中して作業することで結果的に早く帰れるようになりました。

また、授業が連続している時、職員室に戻ると10分間の休憩は何もできませんが、私は常に④の紙のスケジュールと端末を持ち歩くようにし、次の授業の教室でできる作業を行うようにしていました。

【休み時間で小テストの採点】→【職員室でパソコンに得点を入力】

のような作業のルーティーンを作るだけでも、業務時間を大幅に短縮できます

⑥長期休暇で授業準備を一気に進める

夏休みや冬休みなどの長期休暇は、ほとんど唯一と言っていいくらい教員も休みを取りやすい時期ですが、私は日々の定時退勤のために授業準備をまとめて行っていました

コツ⑥
  • 春休み→夏休み前までの授業準備
  • 夏休み→冬休み前までの授業準備
  • 冬休み→春休みまでの授業準備
  • プリントが作れなくても「内容を考えておく」だけで日々の負担が激減

このあたりの考え方は人それぞれだと思いますが、私は「定時に帰れる状態」の方が幸福度が高いように感じていたので、このような長期休暇の使い方をしていました。

日々の授業準備は、教員の残業の大きな原因になります。

学期が始まって生徒が登校し始めると、生徒・保護者が関わる突発的なトラブルはどうしても発生してしまいます

トラブル対応を終えたものの、

先生
先生

明日の準備がまだ終わっていない…。

という状況を避けるために、まとまった時間が取れる長期休暇に授業準備を進めておくと日常が驚くほど楽になります。

⑦プリントチェックは軽重をつける

教員になりたての頃は私もそうでしたが、どうしても生徒の提出物に対して「全て見なければならない」という考え方になりがちです。

しかし、授業以外の業務が多い教員が、「すべてのプリントに全力」の意識だといくら時間があっても足りません

コツ⑦
  • 全てを完璧に見る必要はない
  • 生徒にAIでセルフチェックさせる
  • 評価に入れるプリントだけ重点的に回収

私は担当教科が英語だったため、生徒に書かせた文章については、生徒自身に生成AIで文法やスペルのチェックをさせるようにしていました。

「全てをAIに生成させる」と生徒の英語力向上の妨げになってしまいますが、AIを適切に活用させることは教員にとっても生徒にとっても重要です。

また、全てのプリントを完璧に見ようとすると確実に時間が足りません。

私は「評価対象のプリントのみ回収」というルールを持つようにしました。

⑧自動化できるところは徹底的に自動化する

人間にできることにも限界があるため、自動化できるところは自動化するようにしました。

コツ⑧
  • 採点は可能な限りマークシート化
  • 授業プリント作成の一部や文章チェックをAIに依頼
  • 点数だけ入力すれば成績が算出できるような成績処理シートを作成

今は多くの学校で当たり前かもしれませんが、私にとって定期試験のマークシート化は革命的でした。

手採点で一クラス2〜3時間かかってた採点業務が、マークシート導入後は複数クラスでも2時間以内に終わるようになりました。

また、AIはうまく活用すれば、教員の味方になります。

授業プリントに取り入れるワークなど、適切にプロンプトを入れるとかなり高い精度で文章や画像、内容を生成してくれます

まとめ:定時退勤のために、まずはできる取り組みから

私は、「先生に余裕がなければ、良い授業はできない」という考えを持っていました。

今回は、その余裕を生み出すために私が実施していたコツを紹介しました。

定時退勤のためのコツ
  1. 「定時で帰る」と決める
  2. 「来年度の自分が楽になる仕事」をする
  3. オンラインでToDoリストを管理する
  4. 週ごとのスケジュールは紙で管理する
  5. 作業に向き不向きの時間帯を見直す
  6. 長期休暇で授業準備を一気に進める
  7. プリントチェックは軽重をつける
  8. 自動化できるところは徹底的に自動化する

真面目な先生ほど、

  • 全部完璧にやろうとする
  • 自分だけ頑張ろうとする
  • 仕事を抱え込みすぎる

という傾向があります。

しかし、“仕組み化”と“軽重をつけること”で、働き方は必ず変えられます。

元先生
元先生

残業を減らすことは、あなた自身のためだけでなく、生徒のためにもなります。

まずはこれらの取り組みでできそうなものを実施し、定時退勤を目指してみてください。

それでもなお残業時間が減らなくてつらい場合は転職を検討するのも選択肢の一つですが、すぐに転職サイトや転職エージェントに登録する必要はありません

まずは今抱えている「モヤモヤ」と思考の整理から始めてみてください。

私はモヤモヤしている先生にキャリアコーチングをおすすめしていますが、有料であるためすべての方がやるべきだとは思っていません

しかし、多くのサービスで初回無料面談を実施しているので、少しでも気になる方は初回の無料面談だけでも実施してみる価値はあるかもしれません。

「働き方を変えたい」と感じたら、できることからぜひ実践してみてください。

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