こんにちは、元先生です。自己紹介の続きです。
今回は、高校の先生として採用されて最初に配属された学校(初任校)と、当時の状況について紹介します。
初任校について
初任校は都会にある学校でした。
偏差値的には50に満たないくらいの学校です。学校現場の経験がある方は分かると思いますが、比較的「やりやすい」学校です。
進学実績がずば抜けて良いわけでもなく、部活についてもいわゆる「強豪校」でもなく、生徒指導も比較的落ち着いている学校です。
生徒たちもフレンドリー(友達のように接してくる生徒多数)で最初はかなり驚きましたが、すぐに慣れることができたと思います。
教科指導について
民間企業に勤めてみて改めて感じますが、学校においてはこの「教科指導」が民間企業と最も異なる点の一つだと思います。
授業に関する研修(初任者研修)はありますが、配属の約1週間後にいきなり授業が始まります。
しかも、生徒からしてみれば若手もベテランも同じ「先生」です。大学3年の時に実施した教育実習ぶりの授業ということもあり、かなりの緊張感。最初は生徒にも緊張が伝わってしまい、あまりうまくできていなかったと思います。
それでもちゃんと授業を受けてくれていた生徒には今でも感謝ですね。
授業に関しても割とすぐに慣れた記憶があります。
部活動について
自分が実際に先生として10年間働いてみて感じたことですが、部活動が「先生の仕事=ブラック」というイメージを世間に与えている大きな要因の一つだと私は考えています。
小学校から高校までの約10年間、野球部に所属していたこともあり、初任校での部活動の顧問は野球部でした。
今でも鮮明に覚えていますが、当時の主顧問の先生から「夏から監督よろしく!」と4月1日、赴任1日目に言われました。(というか、校長面接のあった大学4年の2月にも言われていた気が…。)
頼まれたら断れない性格の当時の私は、結局1年目の夏から野球部の監督に。もちろんやってよかったと思う場面も多かったですが(部活についてはまた別の記事にします)、大変なことのほうが圧倒的に多かったです。
特に休みの少なさたるや!!!
高校野球の場合は基本的に土日両方とも練習試合を組むケースが多く(今もそうなんですかね?)、当時の年間休日数は30日にも満たなかったと思います。
それが結局5年間続きました。
当時の自分を褒めてあげたいです。
今の奥さん(当時の彼女)に何度見限られそうになったことか…。奥さんにも感謝ですね。
学校の先生の仕事はこれ以外にも色々ありますが、自己紹介という意味ではこれくらいにしておきましょう。
今思えば、とにかく部活漬けの5年間でした。
次回の記事で自己紹介④として、2校目(転職する前の勤務校)での5年間と、転職活動を始めるに至った理由について書いていきます。


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