こんにちは、【元先生】です。
公立高校の先生として10年働き、2025年春に民間企業に転職しました！
教員として働きながら、
辞めたいけど、本当に辞めていいのか…。
何から始めれば転職できるんだろう？
とモヤモヤしてしまう先生は、本当に多いと思います。
私も10年間高校の先生として働き、忙しさ・人間関係・将来への不安から転職を考えつつ、長い間“動けないまま”悩んでいました。
しかし、転職を決断し「正しい順番で行動する」ことで、一気に状況が前に進みました。
この記事では、私が実際に
教員から民間企業への転職を決意してからやった3つの行動を
具体的に紹介します。
- 何から始めればいいのか分からない
- 周りに相談できず不安
- 転職の「て」の字も分からない
そんな悩みを持つ先生でも、この記事を読めば、「今日から何をすればいいのか」がハッキリ分かります。
10年教員を続け、2025年春に民間企業へ転職した経験をもとに、あなたが迷いを減らし、安心して次の一歩を踏み出せるように実体験ベースでお伝えします。
「〇〇年3月に辞める」と決めることが、すべてのスタート
教員の方なら共感していただけると思いますが、「辞めると決める」ことが一番難しいですよね。
私も以前は、
忙しいから辞めたい…。
人間関係がしんどい…。
と感じながらも、
「内定が取れたら辞めよう」「ほかにやりたい仕事が見つかったら辞めよう」
と、“条件つきの決意”になってしまい、結局ほとんど動けていませんでした。
しかし、
「2025年3月で辞める」と決めた瞬間、転職活動がようやく前に進みました。
退職時期を決めると…
- 転職スケジュールが逆算できる
- 今やるべきことが明確になる
- 今の仕事への向き合い方が前向きに変わる
といったことを実感します。
特に教員は「意向調書」の提出が10月前後であるため、転職活動もそれに合わせて逆算していく必要があります。
- 2025年4月：入社
- 〜2025年2〜3月：内定
- 2024年11〜12月：転職活動本格化
- 2024年10〜12月：退職の意向伝達
- 〜2024年10〜11月：自己分析・書類作成・面接対策
私も昨年（2024年）の今頃は自己分析や書類作成、面接対策に力を入れており、「次の仕事に活かせる部分は何か？」と先生の仕事を前向きに考えられるようになりました。
すべては「辞める」と決めたところから動き始めました。
外部サービスの活用
とはいえ、教員が“ひとりで”転職活動を進めるのは正直かなり難しいです。
もちろん若ければ未経験でのポテンシャル採用の可能性も多くあったのかもしれませんが、私は30代未経験での転職活動でした。
2023年になんとなく転職エージェントに登録して面談も受けましたが、そこで痛感したのは、
転職エージェント＝「転職する意思が固まっている人」「転職可能性が高い人」
が主な対象であるということです。
2023年当時の私のように
まだ辞めるか悩んでいる…。
自己分析から手伝ってほしい…。
という段階では、「あまり相手にされない」と感じてしまいました。
そこで私は キャリアコーチングサービス を利用しました。
キャリアコーチングは
- 転職するか迷っている段階
- 自己分析から寄り添ってほしい
という人に向いています。
ただし、転職エージェントと違い、企業から報酬を受け取らないため 有料 です。
その点は自身のお財布事情と相談しなければいけません。
それでも私は、「先生の転職」は情報が少なく、独力には限界があると感じたため利用を決断しました。
家族へ相談し、理解を得る
キャリアコーチングを受けることを決め、まずは妻に相談しました。
10年続けた安定の公務員を辞めることになるため、反対されると思っていましたが…
「いいんじゃない？」
と意外にもすんなり背中を押してくれました。
妻も転職経験があり、私たちに子どもがいないタイミングだったことも大きいと思います。
ただし、
- 子どもが小さい
- 持ち家で住宅ローンがある
などの状況では、転職の決断はより慎重にならざるを得ません。
やはり 家族の理解なくして転職は進められない と痛感しました。
まとめ
まとめると、教員から転職するために私が最初にやった3つのことは以下の通りです。
- 「辞める時期」を決める
→動き出すための最重要ポイント - 外部サービス（キャリアコーチング）の活用
→情報が少ない“先生からの転職”には伴走者が必要（な場合もあり） - 家族の理解を得る
→精神的にも金銭的にも必須
教員の転職はハードルが高いと言われますが、“正しい順番”で進めれば、必ず前に進めます。
10年間先生としてしか働いた経験が無かった私でも、無事に内定を獲得することができました。
同じように悩んでいる先生の参考になれば嬉しいです。
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